私が物心がついた昭和四十年代初め 楽しみなテレビをみると頻繁に君は出てましたね。 ニュースにドラマ、歌番組みんなそこに映し出される 男性は君と一緒でした。 世界の歴史的重要な場面にも あなたはいつも堂々と僕らの前にいました。 古い言い方ですがスターはなぜか君といっしょなのです。 魅惑の世界には必ず。 ACDCのアンガス君とのコンビは ロック界史上最高のいかしたコンビです。 十万人の前で気持ち良さそうに風になびく きみの最高の輝く勇姿です。 細くて平たいきしめんのようなフォルムに 男はなぜ惹かれるのでしょうか?。 自己主張の割合はすごく控えめで小さいのに 存在の印象をくっきり残します。 いつも僕の重要なシーンに あなたはいっしょに居てくれました。 入学、就職、昇格試験、結婚、お別れ。 初めていつの日にあなたとご一緒したかは忘れましたが、 過ごした時間はいま思えばすべて大切で貴重な時間でした。 なぜか君はぼくを少しナルシストにしてくれます、 いやかなり。 たまに女性と一緒のところをみるとドキッとします。 (ちょっとあぶない)。 色々な心模様を僕は君に託すのですが ぼくは斜めの線の心模様が大好きです。 斜線模様はいつも勇気ある青年の心を 一さじ振り掛けて漂わせてくれるようです。 次に好きなのはポルカドットです。 水玉は今のこの歳では少しトゥーマッチです。 きみのせいではありません。 もう少し年を(五十五歳以上)とればまたご一緒したいです。 中年になったのでこれからもっと一緒にいたいですね。 限りある君との時間を大切に。 これからも宜しくお願いします。 |