Dear noguchi

初めて出会ったとき、
何か憧れのような感覚が湧いたのを覚えています。

最初は眺めているだけ、、手にとってもいいのかな?
なんて思うくらい華奢で繊細で、優しげで
そしてどこか凛としていて。

でも緊張しながらそっと手にとってみると
すぐさま手に馴染んだ気がします。

今では、毎日一緒、同じように時を刻み
同じように年を重ねていくような。

あなたから小さく放たれるひかりは、
時には、キラキラ
時には元気にキラキラ
時には、優しい柔らかい光
時には、愁いを持った光に見えます。

まるで私の感情をお見通しで、
けなげに小さく輝く光を全部私に向けてくれ
さりげなく元気づけてくれてるようです。

いつも目に留まるところに。
私の手や首筋が年をとって
しわくちゃになっても優しい光をわけてください。