カフェオレのすすり方｜「カフェモーニング」
お店のオープン時間に合わせて家を出た。
それは登校途中の学生が行きかうのと同じ時間帯だった。
カフェオレ色の「カフェモーニング」は
早足で坂を上り、軽く汗をかいて冷えた肩にも
ほどよく空気をふくんで暖かかった。
ひとまず席についてモーニングをオーダー。
飲み物は迷わず、『カフェオレ』で。
「カフェモーニング」（soutiencollar）
「リピートパンツ オータムチェック」（soutiencollar）
店主がそっと置いてくれたカフェオレは
濃い目に抽出された珈琲の香りが
朝の空気にまじって目が覚めるよう。
丁寧にラテアートがほどこされたカップを
あたたかいうちにと口元にはこべば
ミルクのいい香りがし、
おもわずズズズと鳴らしてしまうほど
まろやかな口当たりだ。
中に着たシャツ 「ピローブラウス」（soutiencollar）※ご予約は2025年1月初旬頃予定です。
冬の朝は、あたたかくって、ふかふかしたものに
触れていたいと思うことは、いくつになっても変わることがない。
静かな店内に、カリっと焼きあがったパンをかじる音と
カフェラテを静かにすする音だけが交互にひびく。
パンくずが落ちないようにそぉっとかじるのだけれど
今日もうまく食べることが出来なかった。
店主は
それをいつものBGMとばかりに
そっと背中をむけてくれているような気がした。
ステンカラー商品は全工程国内生産です。
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「特集」
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