風の子の才能｜private 02 04
子どもの頃、冬になるとどこからともなく
『こどもは風の子』というフレーズを耳にする機会がおおかった。
”さぁさ、こどもは風の子なんだからお外であそんできなさーい！”
と、先生方にうながされ、いっせいに教室を追いやられもした。
風の子といわれても、寒いものは寒かったので
こどもだけれど、冬はとても苦手に育った。
大人になってからの冬は
冷え性だったこともあり、様々な防寒対策を試みるのだけれど
チクチクする素材が不得意だと気が付いてからは
カシミアの柔らかくて、暖かいストールがもっぱらの愛用品になる。
カシミアストールW-810 （トートバッグ付き） （private 02 04）
大判であることから、大人のわたしの肩からひざくらいまでを
すっぽりと覆ってくれるし、
コートの上から肩にかけたり、首におおざっぱに巻いた時も
なんだか様になってくれるので、心強くて手放すことが出来なくなった。
カシミアストール E-710（トートバッグ付き） （private 02 04）
北風小僧の貫太郎は、笠にマントを羽織って向かい風を
もろともせず前進していて懐かしいイラストと歌唱は
いまでも記憶の中にある。
あれから大人になった今、
結局風の子にはわたしはなれなかったなぁと思いながら
毎年だけれどストールに顔をうずめて、凍てつく寒さの中
鼻を赤らめるのだろう。
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「特集」
「特集」
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