図書館のプロ、ジャケットのプロ
”題名も作者も覚えていない本”
内容だけがうる覚えの本を見つけ出す
”ニュアンス検索”は、ネットではなかなか難しい
諦められず、図書館に行き
図書館司書の方にニュアンスで聞いてみた
「うさぎが主人公、キルトを縫う話、友達が引っ越す」
この3つのぶっきらぼうな手がかりだったけど
プロフェッショナルな風格のある司書の方を見ると
奇跡が起きそうな予感・・・
そして書庫から
”ティモシーとサラ”シリーズを見事持ってきてくれたのだ
結局のところ、うさぎなんて出てこない、ねずみの話だったけれど
図書館のプロの方によって
その奇跡はやってきた
ジャケットの襟にあたる生地を職人が
スチームアイロンで丹念に伸ばしながら曲げていく工程がある
職人の経験や知識が、肩に沿った立体的な形状をかたどり
円すい形の山の裾野のような美しいラインをうみだす
そのプロフェッショナルな技は
肩の悩みや不安から選ぶことの苦痛を解放し、
選択し、出会うことの喜びを増やしてくれる
新しい本にも思い出の本とも
出逢えたように
「ポートジャケット」/soutiencollar
はそんなジャケットです
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