「少女からおとなまで」
幼少期にきていたお洋服の記憶をさかのぼる。
入学式とか、特別な時に着せてもらった洋服の襟には白いレースがあしらわれていたようにおもう。
幼かったわたしは
それがとても好きだった。
『今日はいつもと違う日』
子どもながらに感じ取ったいつもと違う雰囲気。
今思えば
じぶん自身で洋服を選択することができなかった頃の貴重な時期だった。
いつしかレースのモチーフは、
成長したわたしにとって
扱いづらいものへと変化した。
そんなささいなきっかけで
思春期のわたしは、かわいいものを
遠ざけるようになっていった。
手に余る扱いづらさと
相反する淡い憧れが、
10代の少女には
そうさせるしかなかったのだろう。
「タンバリン ホワイト」(support surface)
『レースのネックレス』という
物語の題名のような美しいネックレスと出会い
再び胸が高鳴った。
ふっと浮かんだ昔の記憶は
苦い思い出ではなく、
懐かしくて嬉しくなるもの。
そして記憶の断片は
ワクワクしながらレースの襟のついた
洋服を着ている姿を映し出した。
子どもの頃、憧れだった『レース』
それは今も変わらず、好きなまま。
今は胸を張っておしゃれを楽しんでいる。
レースのネックレスは今も楽しい気分にさせてくれるもの。
それを隠さなくていいと思える。
子どもの頃のトキメキは正直で、
おとなになっても消えないみたいだ。
ネックレス FSD22S019-DV0171(support surface)
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