「冬の差し色」
寒い冬を迎えてなお
洋服へ期待することには、とまどいがある
どうせコートは脱がないから
とか
だれも見ていないから
それでも
自分を隠すような冬の着こなしには
少しうんざりしはじめてきている自分がいる
ちょっとそこまでのコンビニも
駅前の本屋までの短い外出も
着替えることが、年々億劫になってきているのは事実だけれど
ふと覗いたクローゼットの、色のない空間をみて
切ない気持ちになってしまう自分がいるのも確かなのだ
コートの襟から綺麗な色を覗かせるテクニック?着こなし?
その難しさは胸に響かないけれど
着るだけでぱぁっと顔回りが明るくなるなら着てみようかな
そんな気持ちの切り替えが、こころに変化をきたす
「ベールタートル」パープル(soutiencollar) (残りわずか)
大胆だけれどパープルを合わせてみよう
そこに、パールのピアスが揺れていたら素敵だろうな
小さな一歩は
「差し色」を取り入れるという小さなチャレンジ枠からはみ出して
こころにゆとりという幅を持たせてくれた
空のような鮮やかなブルーが美しい「サロン ド テ」
コートの下にしのばせるように着ていたそのニットも
暖かな季節が訪れればきっと1枚で
そして主役のように着ていることだろう
「サロン ド テ」BLUE (soutiencollar)
モデル身長164cm
冬独特の空の下に、色を添える
気持ちに花を添える
その数が増えていく度
洋服選びに、初めて血が通っていくような
そんなあたたかな気持ちに
いま、満たされている
ステンカラー商品は全工程国内生産です。
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