「引き立て役」
大人になってから
コートの裏地が気になるようになり
最近では、裏地にもこだわりたいと思うようになってきた
コートの裏地は、案外人の目に留まる
コートを着ている時でさえ
チラリと見える裏地の存在
コートを着るときも無意識に目に入ってきて
気分の上げ下げさえ左右するものだ
そこは自分だけが知っている、裏側の ”セカイ”
裏側があるから
表がある
裏地が好きな柄だと
表地もやっぱり素敵に見えてくる
影の引き立て役が、いい仕事をしてくれているなぁと
ポケットの内側から、裏地をそっと撫でてみたりする
そんなシェルブールコートにかかせないものの一つに、ボタンがある
ボタンは、まるでお洋服についた『句読点』のよう
ボタンが配置されているところでは、
一呼吸しなさいね、と合図をもらっているようで
ボタンを留めては一呼吸して
また次のボタンへ移動する
そうしていくと、自然と気持ちが落ち着いて
肩の力も抜けていく
それがお洋服の持っているチカラのようにも感じて・・・
シェルブールコートから発せられる
1本筋の通ったような『誠実』さや、『ゆるがない自信』みたいなものは
そんな ”引き立て役” たちの大きな存在のおかげかもしれない
袖口のボタンに触れていると
その思いが、確信へと変わっていくような気がしてくるのだ
【コーディネート】
コート 「シェルブールコート ノクターン」(soutiencollar)
シャツ シュリンクシャツ(soutiencollar)
パンツ 「テーラードパンツ グレンチェック」(soutiencollar)
モデル身長159cm
「シェルブールコート ベージュ」(soutiencollar)
ステンカラー商品は全工程国内生産です。
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