「ふゆにみるコンビニ」
気温が下がり、夜風が冷たくなってきたころ
街灯の少ない道の先には
蛍光灯の明かりが漏れ、その様子さえも暖かそうな
コンビニのウィンドウが夜道に浮かび上がっている
温かい飲み物を求めて、フラりと立ち寄りたくなる気持ちは
今の時期、そう簡単に振り払えるものではない
夜道を照らしてくれる、拠り所のようなコンビニは
外から覗くと、中はまるで昼間のような明るさだ
その明かりを見ては、人は安心感を得る
ほっとして、気持ちがほぐれてゆく
ジャケット 「イーゼルジャケット」(soutiencollar)
ニット 別注「カフェモーニング」(soutiencollar)
シャツ 別注「シュリンクシャツ」ポタージュ(soutiencollar)
スカート PRALINE (Eatable of Many Orders)
バッグ ブライドル バケツM バスケット(ミニバーキン)(カシミヤ被せ) BLACK(ebagos)
ソックス FLORAL MOSAIC HS 品番 AM-770HS (ANTIPAST)
ブーツ ポニー スキニー・ブーツ CHOCO(ebagos)
「いらっしゃいませ」が聞きたくて扉を開け
「ありがとうございました」の一言が残りの帰り道のエネルギーになる
この時期、暖かいと温かいが共存しているコンビニは
寒さや疲れといったものを忘れたくて利用しているのかもしれない
先日、木枯らし1号をニュースで伝えていた
この日、
暖かいジャケットとニットにつつまれたわたしは
そのニュースを軽く聞き流したことを思い出す
なぜなら、程よい重ね着で暖まり
いつもより余裕で満たされているから
帰り道は
ちょっとコンビニを覗こう
冷えた指先だけは
あの「いらっしゃいませ」の声を
待っている気がするから
ステンカラー商品は全工程国内生産です。
<お知らせ>
= = = = = = = = = = = = = = =
「特集」
= = = = = = = = = = = = = = =
「連載」
コーディネート連載中
「2023 coordinate library」
= = = = = = = = = = = = = = =
= = = = = = = = = = = = = = =
= = = = = = = = = = = = = = =