「夏の残像」(8/26)
こんなに夏のアイテムが所せましと集結しているのに
8月の後半に見るこの景色は
もう夏の残像のように感じる
夏が行き過ぎてしまったことに気付かない私たちは
いつまでも夏の残像を追いかけてしまう
何万光年先のヒカリが
いま届いたかのように
今見ている景色は数日前の景色
時間差で目に届いた
セピアの膜がはった、今の景色は
それはそれでとっても美しい
それでもまだ名残惜しく
夏のまん中にいるふりをし続けている
麦わら帽子をかぶり
ひたいの汗をぬぐう
ほら、まだ夏じゃない
そう自分に言い聞かせながら
過ぎ去った「夏の残像」にいつまでも目をこらしてしまうのが
毎年の
わたしの悪いくせだ
別注パフスリーブカットソー 5分袖 (Limited) GRAYISH OLIVE / ルーマニアバッグ(ebagos)※完売 / パンツ※完売 / ハット (tocit) / バレエシューズ SILVER(porselli)
着用モデル164cm
こうして過ぎ去ってしまうと
夏の愛おしさがどれほどのものだったか
はかりで測ると、より実感するみたいに
その重さがカラダにまとわりつくのだ
先日こんな会話をしたことを思い出した
「冬の想い出はすぐに出てこないけれど、
思い出すのは夏の出来事や景色ばかり」
それほどに ” 夏 ”という景色は情熱的で
人のこころの記憶に焼き付いているのかもしれないと思った
だからいつまでも ”残像” という
まわりに漂う、夏の気配を感じていたくって
まだ着ていてもいいかしら
と一番のお気に入りのヨウフクに
袖を通し続けてしまうのだろう
ステンカラー商品は全工程国内生産です。
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