「映画の余韻・・・」 (7/27)
先日、朝早くから映画を鑑賞した
レイトショーで観たそれは、
何十年も前に上映された映画だ
当時は、単館映画がブームになっており
映画を見に行くことがおしゃれだと思っていた時期だったわたしは
映画の内容よりも
”映画を見ているわたし” に注目していた頃でもある
年月が過ぎ、その映画がリバイバルされたと知り
突然懐かしさがこみあげ、急遽でかけた映画館
あの頃見た映像は、記憶にはなかったので
今回は、まっさらな気持ちで鑑賞することができた
ハッとしたのは
そこに映っていたフランス人の俳優のクラシックな装いだ
小さな衿に、袖口に向かって細くなってゆくスリーブ
かたちのいいおしりに、よく似合ったサブリナパンツ
ジャケットNAVY(support surface)
スカート 「ギャルソンチノ巻きスカート」ベージュ(soutiencollar×Ataraxia)
バッグ パールバケツM・バスケット STRIPE(ebagos)
アクセサリー ネックレス(Stink Syndicate)
バレエシューズ NAVY(porselli)
ソックス AM-194B WHITE(ANTIPAST)
視線が衣装ばかりを追うので
今回もまたストーリーがぼやけたままだ・・・
ただ、今回はしばし映画の余韻に浸る余裕があった
映画館をあとにして
老舗の喫茶店で先程の映画の記憶を巻き戻す
あの女優さんは
大きなイヤリングがとっても似合っていたな
当時の流行を実にエレガントに、
そして躍動的に演出されていたことに改めて胸がトキメいた
トップス ジャケットNAVY(support surface)
バレエシューズ ポルセリ(porselli)
着用モデル159cm
そういえば、履いていたのはバレエシューズだったのでは?
喫茶店に流れる、ゆっくりとした時の中に身を置いていると
記憶から流れて行ってしまいそうな
ささいなシーンの出来事さえも、鮮明に脳裏によみがえってくるから
やっぱりこれは必要な『寄り道』であったと確信する
映画を鑑賞したり
ひとりの時間を楽しんだり
好きな本屋さんで何時間も過ごしたり
自分以外の誰とも共有しない時を過ごし
1週間のこころの様々をバシャバシャと洗い流す
そうして新しい自分になった時
やっと明日の自分へ希望の1日を引き渡すことができる
映画に罪があるとするならば
この余韻に浸っているわたしを
照れくさいくらい
ロマンチストにさせるということにつきるのかもしれない
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