明日につなげたい
春の始まりに
1枚のコートを買った
「言ってる間にもうすぐ春がくるね」
そんな話をしていた頃に買ったコートだ
くしゅっとしたニュアンスに一目ぼれ
『 長く持ち続けられるもの 』
いつしかそれがモットーになっていたわたしには
まさにピッタリのコートだった
別注「ロシュフォールコート」(soutiencollar) / バッグOMINO(単色)GESSO(HENRY BEGUELIN)
着用モデル164cm
ロシュフォールコートに合うバッグはどこにあるんだろう・・・
あの頃、心の片隅にその想いがたえずあったようにおもう
HENRY BEGUELINのバッグをお迎えするときは
ちょっぴり勇気が必要だった
お気に入りのあのコートに合わせるために
長い時間をかけて丁寧に積み上げてきたこころの中のイメージ
コップの中の氷が溶け、カランと音をたてて下に沈んでいく瞬間のように
わたしの中のイメージがコトンコトンと転げ落ち
パズルのようにピタッとはまる場所があった
それがHENRY BEGUELINのバッグとの出会いだ
HENRY BEGUELINのバッグを
ひとたび持ち始めると
人生という、長尺の単位で物事をとらえることが増えた
” 出会いの瞬間 ” と ” 一緒に過ごす時間 ”
その両方は、バッグができてから一生を終えるまでの
通過点に居ることと同じだと思った
バッグOMINO(単色)(HENRY BEGUELIN) / 別注「パンツヴェルラン」F78(soutiencollar×ANTIPAST)
時に、希薄さを感じてしまう今の時代だからこそ
それは大切なことのように思う
長く使い続ける
それも大事に使う事によって、次の代に譲り渡すなんてことも
もしかしたらあるかもしれない
永い目で見てゆくということは
そんな素敵なバトンの引継ぎの場面を想像したり
その瞬間に立ち会えたりするということ
この時代を生きたことで芽生えた新たな想いは
わたしの胸をあたたかいもので満たしていった
繋ぎ続けてゆきたい未来は
かけがえのない1日の連続だ
できることならば、下を向きすぎず
元気がない時は好きなお洋服を着よう
それくらいの気持ちがちょうど良かったりする
普段忘れがちになりそうだけれど
このバッグと過ごす時間の先を想像しながら1日1日を過ごしていると
いつの間にか
気づいたときには
あの時想像した「明日」に繋がっているのかもしれない
別注「パンツヴェルラン」F78(soutiencollar×ANTIPAST)
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