ココと呼ばれたひと

yamada

 

ココ・シャネル

(ガブリエル•シャネル)

 

世界的に知られている彼女の名は

あまりにも有名で、ファッションの世界以外でも大きな存在となっている

 

 

ファッション業界のトップをゆく人

多くを語らずとも

漠然とそんな印象をもっていた

 

 

 

 

そんな折、何気なくみた1本の映画

「ココ・アヴァン・シャネル」

 

華やかな衣装、彼女のストーリーが描かれていると思いきや

記憶に残ったのは

 

デザイナーになる前の

素朴なファッションに身を包んだ彼女から感じられる強い意志だった

 

ファッションも大袈裟なものが好まれていたし

自由な発想は受け入れられにくい時代

 

 

 

そんな時代の流れにわざと逆らうような

流れそのものを拒むような

 

 

人から何を言われようとも

わたしは、わたし

 

男性も女性もない

 

 

画面を通して伝わってくる

ココ・シャネルの強さは

衣装の細かいディティールに組み込まれたファッション性に如実にみられ

気がつけば

すっかりその世界観に引き込まれていた

 

 

ココ・シャネルの生き方や人となりをフランス人の俳優が演じ

田舎町の美しい映像美が流れてゆく

 

穏やかな時間がすぎていたはずなのに

 

 

次の瞬間、彼女が着ていたカットソーに目を奪われた

 

 

ココ・シャネルとは・・・

その一場面にその答えがすべて詰まっているような気がした

 

 

Ataraxia

 

 

水夫が着ていた素朴なボーダーカットソーは

シャネルが着ることの

意味を持たせているように受けとれたと同時に

 

時代背景の真逆にいた彼女は、

わたしの目にとても新鮮に映った

 

 

自然とボーダーデミとシャネルの画が重なる

 

 

のちにジャージー素材をデザインに取り入れていた彼女なら

男性的で牧歌的なボーダーのカットソーさえも抵抗なくサラリと着こなしただろう

 

時代を切り開いていったココ•シャネル

こんなふうに少しずつ自分の世界を世に示していったのかもしれない

 

 

映画を見終わり、現実の世界に引き戻されると

自分の未開拓の領域にも可能性があるのではないかとつい思ってしまう

 

 

あの頃のココ・シャネルのようにまでとはいかなくても

自分の垣根を超えて広がる未知の世界があるならば

わたしもぜひみてみたい

 

 

ちょっとの勇気は必要だけれど

きっとその価値は十分にある

 

 

 

 

 

 

Ataraxia

 

 

 

1本の映画を通してココ・シャネルが

ささやきかけてくれているような気がした

 

 

そのささやきは、それぞれのことばに変換されて

映画を見た人のこころにきっと届けられていくことだろう

 

 

 

Ataraxia

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