究極の定番コート│「フォローコート」
30代後半頃から、
実年齢より落ち着いて見えてしまうデザインの服は
避けたくなり、
デザインが行き過ぎているものを着ると、
自分自身ではない気がしてしまう。
だんだんと、見えなかったものが見えたり、感じたり。
そんなお年頃を迎えた今、以前より視野が広がりつつあって
着たいと思える服は
“まとった瞬間に無条件でしっくりくる”
そう感じる服なんだと
あるコートとの出会いで知ることができました。
そのコートが、「フォローコート」。
でも、無条件に……と感じた裏には
たくさんの秘密と理由があったんです。
コートは、着こなしの主役になるので
どうしても見る目は厳しくなります。
防寒のためだからといって、
着ぶくれしたり野暮ったくなるのは
絶対に避けたいところ。
そして重ね着する冬だからこそ、コートを着ていても
スマートな立ち居、振る舞いをしたい。
そして、これから先、
さらにいい年齢になっていくことを考えると
普通すぎるデザインだと、ちょっと物足りないのです。
いろんな意味でしっかり“フォローしてくれる”
そんなコートがあったらいいなと思います。
体型をカバーしてくれるか、
顔映りはいいか、
品はあるか……などなど
条件を挙げたらキリがないほど。
型紙の良さ、生地の良さ、縫製の良さ、
何一つ欠けても、その条件は実現ができません。
そんな、たくさんの譲れない条件がついてくるから
なかなか見つけられなかった理想のコート……。
ずっと探していませんでしたか？
理想のコートは、
長く愛せるしっかりとした理由のある
今もこれから先も長く着られる、
「フォローコート」だったんです。
「フォローコート」の長く愛せる理由は、まずは素材。
触れると心地よい滑らかさを感じ、
見た目にもその良さが伝わる素材は
「SUPER140」という、メンズの高級スーツ生地として
使用される上質な羊毛糸でできたもの。
カシミヤに近い細さで、少しコシのある上質な原料です。
15年も前から様々なハイブランドにも輸出している
日本の技術を集結した生地屋さんで
このコートのために糸から作られているというこだわり。
そんな上質素材に
確かなカッティングも加わっています。
全体のシルエットの美しさはさることながら
前の袖付けラインから肩を通って後ろに流れる
美しいカッティング。
見頃の分量感をゆったりもたせつつも
華奢に見せるカッティングは
職人技術があってこそ。
ディテールのデザインにも気配りが感じられます。
大きな襟は、ボタンを留めると
小さなステンカラーに変身。
ちょっとした寒さの日には
ストール無しでも十分寒さをしのげるんですょ。
雰囲気がずいぶん変わるので、
２つのデザインを楽しめるようで嬉しくなります。
さらに、縫製にもこだわりが。
高い技術と意識をもつ、創業60年の
メンズ・コート専門の工場の職人さんにより
丁寧に縫製されています。
着崩れしない仕立ての良さは
そういった、もの作りの背景があるから。
決して主張しすぎないデザインは
着る人を引き立ててくれます。
カジュアルにもフェミニンにも着こなせるので
デニムスタイルでのラフなお出かけにも
きちんとしたシーンでも活躍。
貴重な生地、たくさんの高度な技術で
丁寧に作られる、この「フォローコート」、
冬が来るたびに、満足感を実感できる
上質で長く愛着のもてるコートです。
