苺の気持ち
ある春のおわり
家族でいちご狩りに行った
夫には娘のかわいい瞬間をスマホで撮る係をしてほしいのに
毎度、撮影係はわたしになる
ロック解除、シャッター、時々いちご
ロック解除、シャッター、時々いちご
を懸命に繰り返していると
夫が
「俺、おいしい苺がどれかわかるんだよな~。」
「苺の気持ちが分かる」
と言いだした。
どれどれ確かに
夫が摘んだいちごを食べたが、
どのいちごもハズレなく甘くて美味しかった
が、もちろん
苺の気持ちが分かって、なぜ妻の気持ちが分からないか
夫に問うことになった
よしむら
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