秋の夕焼けの あなた

よしむら

6歳の娘は
赤ちゃんの頃からほとんど泣かない

 

 

お友達にボスンと押されてこけて、
膝を怪我しても泣かなかった

そんな時くらい、わんわん泣いてもいいのに
と、思うけれど

『友達がびっくりするから』と、言って3歳の小さな娘が

泣かずに立ち上がる姿は

とても3歳とは思えなかった

 

 

 

そんな娘が
先日、夫の実家の飼い猫、マロンが死んだことを知り
ショッピングモールのベンチでわんわん涙を流して泣いた

 

”死んだ”という意味や向き合い方を
あえて教えずにまだいたので

「もっともっとマロンと遊びたかった」

「マロンの声は可愛かった」

と言いながら
悲しくなく姿に

 

ついこないだまで
わたしの ”一部” のように感じることが
まだまだあった小さな女の子が

どんどん どんどん
わたしの元を離れ
自立してくのだな

と 思えた

マロンとの別れも寂しいが
目の前にいる小さな女の子は
いつまでも小さな女の子ではいないことも

また 寂しかった

ステンカラー

よしむら

 

 

毎週金曜日の夜にお届けする
メルマガ限定”わたしのお買いものメモ”
【BUY!ブル】(筆者:よしむら) 配信中です
メルマガ配信のご登録はこちらから

people have the blog
マドリガルスタッフたちのblogはこちらへ