女の棘(つづき)

よしむら

女の棘のつづき)

その、りえちゃんと
悪妻のわたしが

ふたりきりになる機会があった

 

そのときに
りえちゃんの口からでたのは
日頃の自分の夫への
愚痴、愚痴、愚痴、愚痴、愚痴で

 

我が夫のイメージする ” りえちゃん ” とは
少々、違っていた

 

よしむら