リビングの宝物(つづき)
(リビングの宝物のつづき)
母が宝物をしまっていた
母の宝物のリビングボード
小学一年生の頃
そのリビングボードについて
作文を書いた
「リビングボードとわたし」
という題で
リビングボードとわたしどっちが大事かを
母に尋ねた何気ない会話のやり取りを書いたものだったが
先生に大層褒められ、
参観日にみんなの前で読むことになった
先生に褒められたその日
家に帰り母にそのことを話すと
「恥ずかしいわ~」と
笑いながら
言っていた
よしむら
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