天橋立の思い出③(つづき)

よしむら

(天橋立の思い出 のつづき)

 

とうとうひとりで松並木をゴールした時には
もう日が落ちていた

 

絶景スポットにはたどり着かず、
その場で船に乗って
来た道をただ戻った

 

 

夜遅く家について
ひとり歩いた松の道について調べたところ
3.6キロメートルもあった

 

夫に先に行かれ、ひとり一時間以上かけて歩いた3.6キロの松の道は
股から覗こうとしていたあの天橋立そのものだった

船で渡ったり、自転車で縦断したり
車で大回りする方法でスポットまで行くのだ

 

神聖な道を歩けて有難いともいえるが
それならば家族で力合わせて歩きたかった

 

夫婦松

 

よしむら

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