eb.a.gosのこだわり「素材」

井口

 

私の頭の中では

いわるゆ カゴ は

エバゴスの作る カゴ とは違っていたので

10数年近く前

初めてみた時にびっくりしたのを覚えています。

 

丈夫そうなカゴ素材

艶のある、これも上質そうなしっかりした革

 

何がどういいのか

素人なのでわかりませんでしたが

その存在からは いわゆるカゴ の概念が消えた

そんな瞬間でした。

 

 

今も店頭で

「いいですね」「素敵ですね」

って声をかけられて手に取られ

鏡で合わせたり、楽しんでいただいているエバゴスのカゴバッグは

その素材選びからもこだわりがあったんです。

 

白藤と呼ばれる素材が使われることが多いカゴバッグですが

エバゴスは紅籐という素材が使われています。

 

 

中がストローのように空洞になった白藤は30分ほど水に浸すと柔らかくなりますが

紅籐は中身が詰まっているので丸3日かかることもあるそうです。

編むのにも力もいり、扱いも難しい。

でもその分

丈夫で放たれる存在感が違う…

バスケットの中でも紅籐は最も耐久性に優れているんだそう。

 

この存在感だから

しっかりしたレザーとの組み合わせにも負けない。

 

 

ベースのカゴを異素材のものを組み合わせて

デザインを完成していく

 

その際に多く使用されるレザー

こちらのレザーは ブライドルレザー といって

厚みもあり艶もあり上質なレザー

 

 

そんなレザーとも紅籐はもしっくり。

 

 

こちらは オイルショルダー というレザー。

たっぷりのオイルが含まれた経年変化で出てくる艶が楽しみな

こちらも厚いしっかりしたレザー。

 

革と紅籐をつなぐ、金具の鋲(ビョウ)も

ところどころに使われていますが

どの素材もお互いに引き立てあって

高級感と気品さえ感じます。

 

 

確かな素材と、その独特な組み合わせで

唯一無二なカゴバッグができあがっているんですね。

 

 

次回のこだわりは「捨てない」のお話です。

 

eb.a.gosの2019SS(春夏)の商品ページはこちらです。
2019AW(秋冬)の先行予約ページはこちらです。

 

 

マドリガルからあなた宛てにお便りお届けします。
メールマガジン登録はこちらから