BACKLASH 様

あれは暑い日でした。

そこは、夏なのに、ライダースやレザーのシャツが
ところ狭しと並んでいました。

その中でもあなたがすぐに目に留まりました。
あなたのような、あなたを探し続けていた僕は、
迷うことなく、あなたにしました。

それから僕のサイズが出来上がるまでの待つ時間。
わくわくしながらも、はやる気持ちを抑えながら、
待ちました。

初めて、袖を通したときに感じた、
他では味わうことのなかった感覚。
肌に吸いつくようなフィット感。
それに自分に自信が持てたような。

それからは、真夏以外はあなたと過ごすことが多いですね。
何を買うにしろ、あなたとの相性をまず考えてしまうほどです。

もう4年ほど、一緒にいますが、最初出会ったころより、
お互いに歩み寄り、お互いの距離が短くなった気がします。

あなたと一緒にいると、かっこいいね。と言われます。
しかし、それは僕ではなく、あなた。なんです。
いつか、僕もあなたに負けないような、
味わいのある人間になりたいと思います。

これからもよろしくお願いします。